XMにビットコインを入金・出金する方法とは？ | 海外FXおすすめ情報サイト- 4FREE –

XMにビットコインを入金・出金する方法とは？

もともとはビットコイン入金も出金も可能なサービスとして開始

2017年4月に国内では改正資金決済法が施行され、ビットコインでも法定通貨と同様に決済に利用できることとなったことから、XMではいち早くビットコインによる入金サービスをスタートさせています。この時期に同社では仮想通貨FXの取引も開始していますので非常に話題となりました。

また入金額と同じ金額をビットコインで出金することも可能で、入金・出金の両方に対応するようになったのが大きな特徴といえます。

ただし、その後出金のほうはあまりにもビットコインの相場のボラティリティが高く上下にぶれるようになってしまったこともあってかいつの間にか利用できなくなってしまい、今では出金のソリューションとしてはウエッブ上のウォレットとして出金コストの極めて少ないBitwalletが中心となっています。

また仮想通貨FXのほうも2017年秋に突然その利用が一旦中止になったまま再開されておらず、こちらも現在では取引ができない状況が続いています。

もともと激しいボラティリティがある仮想通貨にかなり小さいものといえどもレバレッジをかけて売買することは非常にリスクが高いものとなることから、FXの世界ではハイレバレッジで有名なXMも顧客保護のために取引を中止したものと推測されます。

足元で利用可能なのはビットコイン入金だけ

2017年までは日本人投資家はキプロスのアカウントであるXMとセーシェルのアカウントであるXMTradingに分かれて取引をしていた時期がありましたが、2018年から欧州証券監督局ESMAが欧州圏のFX取引に厳しい条件を設定したことからすべてセーシェルにアカウントを移行して取引できるようになり、だれでもビットコインによる入金が可能な状況になっています。

出金のほうは当初500円からビットコインによる上限額まで出金できるといったサービスが展開されていましたが、現状ではこれは削除されてしまい利用はできません。

その理由ははっきりしませんが、2017年後半から非常にビットコインの価格が上昇したり下落したりという状況になり、法定通貨の価格からビットコインに変換した場合にかなり金額が1日の中でも上下することから業者側における出金のソリューションとしては使いにくくなってしまったことが容易に想像されます。

また仮想通貨取引所自体の問題として送金から着金まで業者によってブロックチェーン処理の問題から非常に時間がかかる状況になってしまったことも顧客志向のソリューションになっていないことが挙げられます。

XMでは正式にその理由を公表していませんが、やはりそれなりの運用上の理由が存在するものと思われます。

具体的な入金プロセスとは

ビットコインでXMTradingに入金するのは実に簡単です。

専用のサイトの会員ページにまずログインし入金するを選択してクリックしますと、クレジットカード、ビットウォレット、ローカルの銀行経由の入金とともにビットコイン入金のアイコンが現れます。

その中からビットコイン入金をクリックしますと口座の番号と名前を入力するページが現れますので必要事項と入金したい金額を入力して入金ボタンをクリックします。

XMではビットコイン入金は月間で5000ドル相当を上限として認められていますので直近の相場をよくみてから入金額を決めることが重要になります。

すべて入力してクリックしますと確認画面が表れますのでそこで内容に間違いがないかどうかを再チェックし確定ボタンを押しますと、今度はBitpaynoビットコイン送金画面が表れることになります。

ここで表示されたQRコードを利用しているビットコインウォレットで読み込みますと読み取りが正常に終われば送金完了が表示されることになります。

入金完了後はすぐに自分の口座に資金が入金されて利用可能になりますから、かなり便利な方法ということができます。

出金ではBitwalletの利用がお勧め

ビットコイン出金のサービスが無くなってしまったXMでは、その代わりも含めてBitwalletによる出金のサービスをいち早く導入しています。

このBitwalletはもともと海外FX業者に証拠金を送金するサービスを行っていたイープロテクションズが開設したもので、特定国の金融サービスに紐づかないまさにオンライン上のウォレットですが、仮想通貨のオンラインウォレットのように外部からのハッキングのリスクは全くなく、安心して利用することが可能になっているのです。

このBitwalletに口座を開設すればXMで得られた利益のうちクレジットカードなどからの入金分を超えた部分を出金が可能でイープロテクションズ名義で国内から振り込みの扱いとなることから非常に安い送金手数料で国内口座まで資金を戻すことが可能になるのです。

日本円なら一回あたりの手数料は824円ですから海外送金で銀行経由で送金するよりもはるかに安いのが特徴になります。

またこの口座にはビットコインからの入金が可能になりますのでXMにビットコインから入金する場合にも利用できて便利です。

最近では多くの海外FX業者もこのBitwalletによるサービスを導入しており、海外からの出金関連ではかなりメジャーなソリューションになりつつあります。

決済や送金には向かないビットコイン

2017年に急激に人気が高まり価格も大幅に上昇したビットコインでしたが、その後は大きく値を下げ、最近では市場参加者の数もかなり減ってそれに呼応するかのように価格も下落気味の状況を継続中です。

デジタルアセッツとしてはまだ投資チャンスが残されているのかもしれませんが、実際決済通貨としての機能を見ますと中央集権的ではないというブロックチェーンはコンセプトとしては非常に高邁なもののトランザクションに対する拡張性が乏しく、実際にモノの購入や送金のために決済すると想定以上に時間がかかるといったデメリットが目に付くようになってきています。

また価格自体も非常にボラティリティがが高く、送金にあたってはどの価格の時に実施するかでまったく金額が異なるといったデメリットも生じます。

XMのような入金や出金に利用する場合には入金ならまだ許されるとしても出金は結局自分の口座に着金してみないといくらで決済されたか判らないというリスクもともなうことから結局利用できなくなっていったものと思われます。

これはこれである意味正しい選択であり、どうしてもビットコインを利用する場合は入金に限られるというのも致し方ない状況といえます。

まとめ

XMでは2017年から海外FXの業界としてはいち早くビットコインによる証拠金入金と同額までの出金ができるサービスを導入しました。

しかし残念ながら現状ではその利用は入金だけに限られており、ビットコイン出金は利用できません。

その代わりに最近ではBitwalletの利用ができるようになっています。結局ビットコインで入金してもそのまま使えるわけではなく一旦日本円に換算することになりますからよほど理由がある以外は積極的には使わないソリューションになっているのが現実のようです。