海外FXのレバレッジは最大どのくらい？制限は？

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海外FXのレバレッジは最大どのくらい？制限は？

投稿日：2018年11月30日

海外fx レバレッジ最大

海外FXのレバレッジは業者によってさまざまです。

とはいえ、

「そもそもレバレッジをかけるメリットは？」「そんなに高いレバレッジをかけて大丈夫？」「レバレッジの制限はあるの？」

という方も多いと思います。

そこでこの記事ではそんな海外FXのレバレッジに関するお悩みを、海外FX歴3年の私の観点から解決します。

具体的には

レバレッジの最大について
そもそもレバレッジとは
高レバレッジでも借金にはならない
レバレッジの制限
レバレッジ制限の注意点
まとめ

の順番に重要なポイントだけをご紹介していきます。

5分くらいで読めますし、海外FX業者のレバレッジに関するお悩みが解決する可能性が高いので、まずはご一読ください。

レバレッジの最大は3,000倍

海外FXのレバレッジは200倍～3,000倍です。どの業者でもレバレッジが3,000倍ということではなく、FBSという海外FX業者で3,000倍のレバレッジを効かせることができます。

ちなみに多くの海外FX業者の最大レバレッジは、400倍から1,000倍の間になっています。

ではそんなレバレッジについて改めてみていきましょう。

そもそもレバレッジとは

レバレッジとはてこの原理のことで、自分の資金にレバレッジをかけることで持っているお金以上の資金でトレードすることができます。

つまりレバレッジが高く設定できるということは、それだけ少ない資金でFXをすることができるということです。

国内FXでは規制によりレバレッジは25倍までしか設定できません。

国内FXと海外FXのレバレッジの違いがどれほど証拠金に影響をあたえるのかみていきます。

例えば、

米ドル円を1万通貨取引するとします。この場合に必要になる証拠金は（1ドル＝100円の場合）

国内FX：1万通貨×100円÷25倍＝4万円

となります。

しかし海外FXであればレバレッジが200倍～3,000倍ですので

海外FXレバレッジ200倍：1万通貨×100円÷200倍＝5,000円
海外FXレバレッジ3,000倍：1万通貨×100円÷3,000倍＝約334円

となります。

国内FXと違い、高いレバレッジを利かせることができる海外FXではワンコインでもトレードすることができるのです。

また同じ4万円という資金を使ったとしても、国内FXと海外FXでは持てるポジションの数もかわってきます。

高いレバレッジをかけるということは、同じ資金でも多くのポジションを持つこともできるということです。

しかしレバレッジが高いと大きな損をするのではないかと考えると思います。しかし海外FX業者では入金した金額以上は失うことがありません。

そのことについて次で紹介していきます。

高レバレッジでも借金にはならない

海外fx レバレッジ最大

ほとんどの場合、海外FX業者では高いレバレッジでも借金になることはありません。

それは、ゼロカットシステムで追証がないからです。

そもそも追証とは、取引口座の残高がマイナスになった場合そのマイナス分を追加で入金しなければならない制度で、ようはFX業者に対する借金です。

そして海外FX業者ではゼロカットシステムが採用されているので、口座残高がマイナスになってもゼロに戻してくれます。

そのため、海外FXでは高いレバレッジをかけても安心してトレードすることができるのです。

ちなみに、国内FXでは追証があるので口座残高がマイナスになったら追加入金を求められます。

もちろん、ロスカット制度はあります。

ロスカットとは、ポジションの損益が一定の値に達した時に、さらなる損失の拡大を防ぐために、その対象のポジションを強制的に決済する制度のことです。

しかし業者が休みの土日や経済危機などの急激な相場変動で業者のサーバーがおちてしまうと、このロスカットが働かずサーバーが復帰した頃には口座残高がマイナスになっているということがあります。

ハイレバレッジの海外FXが危険と思われていますが、FXで借金を抱える人の多くは国内FXによってですので、勘違いしないようにしてください。

レバレッジの制限

ではここからは、海外FXのレバレッジの制限について紹介していきます。

当然のことながら、1億円に3,000倍のレバレッジをかけて取引するのは、FX業者と投資家双方のリスクが高すぎるので、投資家保護の観点からレバレッジが制限されます。

レバレッジが制限される要素は、次の2つによります。

口座残高
政治・経済のイベント

口座残高

口座残高によってレバレッジが制限されます。先ほど紹介したレバレッジ3,000倍のFBSでは、口座残高が200ドルまでは3,000倍でトレードできますが、3万ドルになると500倍に制限されます。

最も有名と思われるXMの場合は、口座残高が200万円までは最大の888倍のレバレッジでトレードできますが、200万円を超えるとレバレッジの最大が200万円に制限されます。

しかし口座残高ではレバレッジの制限がされない海外FX業者もあります。

政治・経済のイベント

政治や経済の大きな転換点では、レバレッジが規制されることが多いです。これは海外FX業者が自社を損失から守るということだけでなく、投資家の資金も守るために行われます。

先ほども紹介しましたが、相場の変動が激しいとFX業者のサーバーがおちてしまうことがあり、投資家が予期せぬ損失を被ってしまうことがあるからです。

最近では、2016年のイギリスEU離脱投票のときです。

このときは海外FX業者が一斉にレバレッジの規制を行いました。

またフランス大統領選の時もユーロ関連の通貨ペアには制限がかかり、大きく相場が動く情勢や出来事が絡むとレバレッジは制限されます。

もちろんそのような政治や経済の大きなイベントによってレバレッジが規制されるときは、海外FX業者がメールで知らせてくれます。

また、口座残高に応じたレバレッジの制限もメールで知らせてくれることが多いので安心です。

レバレッジ制限の注意点

先ほど口座残高でレバレッジが変わると紹介しました。そこで注意しなければならないことがあります。

それは、レバレッジが変わると証拠金維持率も変わるということです。

海外FX業者によっては保有中のポジションの含み益を入れて口座残高が増える場合、ポジションを持っている状態でもレバレッジが変更されます。

またレバレッジを最大で取引していて証拠金維持率が100％に近いような場合に入金するなどしてレバレッジが制限されてしまうこともあります。

そうなると1,000倍から200倍にレバレッジが制限されると証拠金維持率が低下してロスカットされてしまうこともあるので注意が必要です。

まとめ

いかがだったでしょうか。

以上が海外FXのレバレッジの最大とレバレッジの制限についてでした。

少し長くなってしまったのでまとめると、

高いレバレッジをきかせることで、少額の資金からでも始めることができる海外FX。

その上ゼロカットシステムで追証がないのでリスクも抑えられ、大きな利益を狙うこともできます。

また国内FXと同じ資金であれば海外FXのほうがたくさんのポジションを持つことも可能です。

そして、海外FXのレバレッジは投資家保護の観点から、口座残高によっては制限されました。

その制限によるレバレッジの変化が証拠金維持率にも影響を与えるので注意が必要です。

この記事があなたの海外FXのレバレッジのお悩みの解消に繋がれれば幸いです。