海外FXのボーナス両建ては違法？ばれる？

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海外FXのボーナス両建ては違法？ばれる？

投稿日：2018年12月26日

カテゴリー海外FXの基礎知識

海外fx ボーナス両建て

海外FX業者のボーナスの両建ては禁止されています。

とはいえ、

「そもそも両建てとは？」
「両建て自体も禁止なの？」
「禁止されている行為はなにがあるの？」

という方も多いと思います。

そこでこの記事ではそんな海外FXの両建てに関するお悩みを、海外FX歴3年の私の観点から解決します。

具体的には

両建てについて
禁止されている行為について
禁止行為のペナルティ
両建てのリスク
両建てをうまく使う方法
まとめ

の順番に重要なポイントだけをご紹介していきます。
5分くらいで読めますし、海外FXで利益をとれるきっかけになる可能性が高いので、まずはご一読ください。

そもそも両建てとは

FXは基本的には相場の動きを読んで上がるか下がるかを予想し、上がると思う場合は買いポジションを持ち、下がると思う場合は売りポジションを持つ投資法です。

しかし、両建てというのは同じ通貨ペアの買いポジションと売りポジションの両方のポジションを持つ取引手法のことをいいます。

一見すると手数料しか発生しない無駄な行為に見えますが、実は以下の3つのメリットが存在します。

損失の幅を決定しリスクを軽減しつつ、相場の流れにあったポジションをキープできる
上昇トレンドを利用するつなぎ売りを行える
ゼロカットシステムを利用し、窓開けや経済指標などの大きな相場の値動きを狙い、利益を上げることができる

このゼロカットシステムは、口座残高がマイナスになった場合、FX業者がそのマイナス分を補填してくれて口座残高を0に戻してくれる仕組みです。

ここで勘の良い方であれば思いつくことがあります。それは2つの口座を使い両建てを行えば、片方の口座残高がマイナスになっても0に戻るから大きな利益を得られる、ということです。

しかし、これは基本的に禁止されています。では具体的にどのような行為が禁止されているのか次で紹介していきます。

禁止されている行為とは

海外FXで禁止されているのは、以下の4つです。

そして以下の禁止行為をしている場合、基本的にバレます。怪しいと思ったらFX業者は異業者間でも調べることができるからです。

ボーナスを使った両建て
複数の口座を使った両建て
異業者間での両建て
両建てのサヤ取り

ボーナスを使った両建て

ボーナスを使った両建てはどの海外FX業者でも禁止されています。これは複数口座や異業者間でも禁止されているので行わないようにしてください。

複数の口座を使った両建て

先ほども紹介した、複数の口座で買いポジションと売りポジションを取る両建て手法ですが、ゼロカットシステムを利用してリスクを抑えるこの手法も禁止されています。

特に口座開設ボーナスなどのサービスを提供している海外FX業者では複数の口座での両建てを禁止しています。

一方ボーナスのないFX業者の中には、複数口座の両建てを禁止していないところもありますが、ゼロカットシステムを利用しようとする両建ては禁止されているので注意してください。

異業者間での両建て

複数口座での両建てと同じような手法で、異業者間でも両建てをすることはできます。

しかしこれも複数口座の両建てと同じで禁止されています。

両建てのサヤ取り

海外FX業者の中には、スワップ金利がない口座も存在します。その口座で両建てを行うと、リスクをおわずに金利を受け取ることができます。

しかしこれもFX業者にはデメリットでしかないので、この両建て手法も禁止されています。

禁止行為のペナルティ

禁止されている両建て行為を行った場合は、以下の3つペナルティが課される可能性があります。

全額没収
出金拒否
口座凍結

全額没収

口座の資金全てが没収されます。その上一生戻ってきません。

出金拒否

口座に入っている資金を出金しようとしてもFX業者側に拒否され出金できなくなってしまいます。

口座凍結

口座が使えなくなり、取引や入金、出金全てができなくなってしまします。

両建てのリスク

海外fx ボーナス両建て

海外FX業者にもよりますが、同じ口座内であれば両建てはできます。そんなリスクを抑えて稼げる両建てですが、必ずしもうまくいくわけではなく、次の2つのリスクを持っています。

両ポジションともロスカットする可能性がある
すぐに決済しないと相場が戻って損することがある

両ポジションともロスカットする可能性がある

相場の値動きが激しくレートが上下に乱高下している場合は、両方のポジションが順番にロスカット水準に達し、両方ともロスカットしてしまう可能性があります。

最悪の場合、証拠金が一瞬でなくなってしまうことになります。

すぐに決済しないと相場が戻って損することがある

例えば、1ドル＝100円のときに、以下のように両建てをしたとします。

（買いポジションのロスカット水準を90円）
（売りポジションのロスカット水準を110円）

すぐに1ドル＝110円になったので、売りポジションを決済し買いポジションの利益を伸ばそうとします。

しかし、1ドル＝105円に戻ってしまった場合、そこで買いポジションを決済すると

売りポジション（－10円）
買いポジション（＋5円）

となり、5円分損をしてしまうことになります。

両建てのおすすめのタイミング

両建てのリスクを把握していれば、両建てをうまく使うこともできるようになります。基本的に両建てを使う場合は、相場が上下どちらかに一直線に動きやすいタイミングを狙うのが効果的です。

具体的なタイミングは以下の3点です。

経済指標発表時
週末を挟んだ窓開けトレード
証拠金維持率を上げる

経済指標発表時

経済指標の発表後は相場が大きく一定方向に動きやすいので、発表される直前に両建てを行い、ポジションを持っておきましょう。

具体的な経済指標は、アメリカのFOMC政策金利やFRB経済・政策金利見通し発表、雇用統計、消費者物価指数です。ユーロ圏では、ECB総裁記者会見も大きなイベントになります。

週末を挟んだ窓開けトレード

そもそも「窓が開く」とは、金曜日の終値と月曜日の始値が離れている場合に起きる現象です。これは土日にも為替が動いているために生じてしまいます。

当然のことながら、窓開けはどちらか一方に相場が変動して起きる現象なので両建てと相性が良いのです。

方法としては、相場が閉まる金曜日の夜にポジションを持っておき次の月曜日に決済するという方法です。

証拠金維持率を上げる

この両建ては抱えているポジションがロスカットされそうな時に使う最終手段です。

自分の予想と違った方向に相場が動いてしまい、証拠金維持率が下がりロスカットされそうになることもあります。

その場合に、今持っているポジションと逆のポジションをもつことで証拠金維持率を回復させることができます。

しかしこの方法はリスクも大きく損失も大きくなってしまう場合が多いので、この両建てをするときはじっくり考えてから行いましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか。

以上が海外FXの両建てについてでした。

海外FXのボーナスを使った両建てや、複数口座間、異業者間の両建ては禁止されていました。

また違法な両建てを行うと基本的にはバレて、口座凍結や出金拒否など重い処分がくだされます。

ただ同一口座での両建ては可能な業者が多いので両建てをうまく使い、経済指標発表時や週明けの窓を狙うことも可能です。

この記事があなたの海外FX生活をより豊かにできるお力になれれば幸いです。